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今年はメンデルスゾーン生誕200周年なんですね。
NHKBSを観てて知りました★ 大資産家の息子にして、天才作曲家。 語学堪能、音楽以外の芸術の才能もピカイチ。 生み出した名曲は数知れず、 音楽学校の設立をはじめ、西洋音楽発展への貢献は甚大。 そんな、メンデルスゾーンですが唯一残念な点は、 38歳という若さで亡くなってしまったことでしょうか。 早熟の天才と謂われた所以です。 38歳というと、僕もあと10年で黄泉の世界へ逝ってしまう事になってしまいます(汗)。 まだ、熟す兆しすら見えないんですが・・・ そんな悲しい現実からは目を背けて、日々頑張って生きていこう(笑)。 メンデルスゾーンをはじめ、ロマン派といわれる人々の音楽は、 本当にメルヘンチックといいますか、美しい理想の世界を音楽で描こうとしていて、 ウットリしてしまいます。 18世紀のヨーロッパ社会と言っても、地球規模の世界に対して、 はっきりと分かっている事はまだ多くはなかったと思います。 そんな未知の世界を畏れ敬い、また産業に飲み込まれ、疲弊しつつある自身の現状を憂い、 理想郷としての世界を音楽で表現したのがロマン派の音楽なんじゃないかなぁ、 と勝手に考えています。 自分自身の内面に宿る理想の世界観、個人的な思いを、 外界に発散するイメージでしょうか。 現代の傾向は、どちらかと言えば逆の印象があります。 マクロな視点で見る世界は、大方分かってしまった感もあり、 また経済のグローバル化により、もはや国境の概念すら希薄になっています。 そして、視点はよりミクロの方向へ進んでいるように感じます。 音楽表現も同じで、外界から遮断した自分自身の内面に、 個人的な小さな世界観を生み出し、そして、その世界観を外界に向けるのではなく、 自分自身の投影として、確認の意味を込めてチラッチラッと外に投げてみる、 そんな漠然としたイメージを抱いています。 それが良いとか悪いとかではないし、優劣をつける問題でもないのですが、 そんな風に表現の対象、方法が変わってきているのかなぁ、 と感じただけであります。 とにもかくにも、自分の死後、生誕200周年として、 演奏会やイベント等で盛大に祝ってもらえるメンデルスゾーン。 それって本当に凄いことだし、本人もさぞや喜んでいることでしょう。 オチー
by eniemeenie123
| 2009-06-25 00:00
| ochii
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