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毎週楽しみにしている名曲探偵アマデウス。
先々週の放送で武満徹のノヴェンバー・ステップスを取り上げていました。 最近、西洋のクラシックばかりを題材にしてきた為か、 一話一話のクオリティが落ちてきてるかなぁ、心配していたのですが、 ここにきて、一気に近代~現代音楽で攻めてくるのかぁ!と ワクワクしておりました。 シェーンベルグやメシアン、スティーヴ・ライヒなんかが題材になる日も近い! のかと思っておりましたが、 今週は、時代が再び遡り、パガニーニでした★ 曲はもちろん、24の奇想曲。 確かに、これだけクラシックの作曲家に影響を与え、 キャラクターとしても魅力十分。 今まで題材にされてこなかったのが不思議なくらいです。 改めて、彼が紡いだバイオリンの超絶技巧を耳にしましたが、 終始、口をポカンと開けたまま、圧倒され続けました。 バイオリンという楽器をここまで高みに昇華させた功績は 計り知れないです。 ピアノで同じような功績を残したのは、リストであり、ショパンだと思いますが、 そうした彼等の先駆け、パイオニア的な役割をしたのがパガニーニです。 様々な音楽家が、彼の『24の奇想曲』をアレンジしてきましたが、 その中でも独自性でいったら、やっぱりラフマニノフが一番でしょう★ いつぞや、このブログにも貼り付けましたが、あの美しいメロディーが 週末以降、頭から離れません。 天才と天才のコラボレーション。 こんな曲を生み出す事なんてできない、 という確信が間違いないではない、という事はハッキリ分かります。 むしろ、そんな事を考えること自体がおこがましいです。 偉大な先人の作品というのは、その後の人々に呪縛、障害となり、 その壁を乗り越えたものが、次世代の音楽を奏でられる、 これが(西洋)音楽の歩んできた歴史だと思うんです。 同じことの繰り返し、先人の焼き直し、耳障りが良いだけの大衆性、 ここから如何に脱却し、色んなものからヒントを得て、 少しづつでも良いから、新しい要素を加えていく。 凡人にできるのは、そういった姿勢で曲を作ることぐらいです、、、 大分、脱線しましたが、言いたい事は至極簡単。 パガニーニ、マジでリスペクト!! オチー
by eniemeenie123
| 2009-12-22 00:00
| ochii
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