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あまりの暑さの為、電車の中でボ~っと涼んでいたら、降りる駅を見事に乗り過ごしました。
enie*meenieのオチーです。 最近、考えていることをチョロっと書いてみたいと思います。 人にはそれぞれ、好き嫌いがあります。 1番、個人個人で分かれるのが食べ物ではないでしょうか。 お互いの嫌いな食べ物を当てる番組があるくらい、 誰にでもひとつは「マズイと感じて食べられないもの」「できれば、食べたくないもの」 があると思います。 斯く言う私も、小さい頃はトマトが大嫌いでした。 中心部分のあの「グチュグチュ」した緑色のエリア、 微生物が生息しているのではないかと思わせる「ヌル」っとした カエルの肌のような生温い食感、 さらにその緑エリアの存在を安々と許している、 いや、むしろ守っていると言った方が正しいであろう赤エリア、 その存在全てに対して嫌悪感を抱くのに大した時間はかかりませんでした。 判断力に欠けていた幼い自分であっても、ハッキリ「No!」と言えることができる 数少ない物体であったと記憶しています。 なぜ、味覚に対して経験や知識が少ない、幼少期の自分がトマトにNGを出したのか、 そのことについては、後日考えるとして(笑)、 結局、何が言いたいのかと言うと、トマトも音楽も同じではないかと言うことです(唐突)。 トマトが嫌いな幼少期の自分に対し、トマト好きな人が、「いかにトマトが美味しいか」について散々説明したとしても、 それは自分にとっては全く理解ができないし、理解する必要もないことです。 何より自分の感覚が「NO!」と言っているのですから、どうしようもないですよね。 音楽も同じように、ハードコアしか聴かないイカツイお兄ちゃんに対して、 幾らスウェーデンPOPの透明感のある滑らかなメロディーラインの素晴らしさを説明したところで、 「それでこの曲では、いつウィンドミルをすれば良いんだ?!」 と不機嫌に質問されるのが容易に想像できます(冷汗)。 その人の感覚が求めていない音を、無理矢理「良い」と思わせることなんて 出来ないと思います。 自分にとってトマトという野菜が、食べられるようになったのは、 いつ頃だったでしょうか。 その瞬間を鮮明に覚えているわけではありませんが、 「あれ、イケルじゃん」と自分でも拍子抜けする位、アッサリと食べることができた のを覚えています。 年齢の経過によりホルモンバランスが変化したのか、 本人が気付かないように、母親が色んな料理にトマトを混ぜ込んでいたのか、 なぜいきなり食べられるようになったのか、という事についても後日考えるとして(笑)、 とにかく、今では何の躊躇いもなく、むしろサラダであれば当然入っていて欲しい野菜として認識するレベルになっています。 同じように、今「良いとは思えない」「好きじゃない」と感じる音楽に対しても 将来、何かの原因でスルっと自分の中に染み入る瞬間が来るのではないかと思うわけです。 それが、本人も予測できないくらい突発的にやってくるのか、 色々な音楽を探求しながら掘り下げていく内に、自然と自分の中で受入態勢ができていたのか、 それは個人によって違うと思いますが、 とにかく、「音楽ってそういうものだ」と認識した上で向き合っていければ、 やれ「あのジャンルはクソだ」とか「このバンドの曲はなってない」 なんて発想にはならないと思うんです。 「今の自分にはシックリこない」とか「ちょっと感覚が自分とはズレているなぁ」 というような感想が1番、正しいのではないかと思うわけです。 まぁ、当たり前の話ですけどね。 そういう風な事を意識し始めるようになって、 自分でもいろんな音楽に対して寛容になり、興味を持つことができるようになってきたなぁと思います。まだまだ、聴いてみたい音楽は山のようにありますし、 一生探求し続けたいと思います。 決して、「こう考えろ!」なんて言うつもりはないですが、 いち音楽大好き人間として、自分の音楽的感覚なんて、 音楽に向かう姿勢ひとつでエライ変わってくるものだなぁ、ということを 言いたかっただけでございます(笑)。 ダラダラと経済社会に流されている毎日の中で、 こういった自分の基本的な感覚について考えるのって、 気分がリフレッシュされて、楽しいです♪ オチー
by eniemeenie123
| 2008-08-07 08:40
| ochii
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